幸湖さん、待たされる [2019年12月]
まずはじめに。
実家近くに住む奥さんが、先日亡くなりました。
生前は、幸湖さんをとても可愛がってくださいました。
もう何年もご病気で、入退院を繰り返していらっしゃったそうです。
突然、おうちで倒れて救急車で運ばれ、そのまま亡くなったようです。
声の大きな、とても明るい方でした。
幸湖さんを可愛がってくださって、本当にありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。
日曜日、午後から雨が降り出しました。
この日は、『まらしぃ』さんのピアノコンサートへ行きました。
会場の最寄りの駅は、4年間利用した駅だったので、とても懐かしかったです。
すごく変わってしまったところと、全然かわらないところが混在してましたね。
当たり前ですが。
夜中に外を見ると、雪になっていて、お隣の屋根がうっすら白くなってました。
朝、主人は車の周りのうすーく積もった雪をかいたそうですが、
主人が出掛けるときはもう、雪らしきものはすっかりなくなっておりました。
しかし、散歩の時間になっても、道はまだ濡れておりました。
お腹がびちゃびちゃになるだろうなーと思いつつ、支度をしている間、
幸湖さんはずっと私についてまわってました。
雨降ったし、この調子だと富士山も綺麗に見えるのではないかしら、とカメラを手に取ったとき、
ひらめいたことが。
幸湖さんはカメラを向けるとですね、真っ直ぐ立っていてくれないんです。
絶対にうなだれて目をそらすとか、ふせをしてしまうとか、お座りしてしまうとか。
これは・・
今がチャンスなのでは?
こんな風に活発に動き回ってるところを、同じ目の高さで撮れるのは今なのでは?
幸湖さんの絵を描くときに、ぴしっと立っている全角度の写真が必要なのです。
筋肉のつき方とか、重心の位置とか。
描き始めると、あれ?どうだっけ?と思うことが多々ありまして(T-T)
この頃、幸湖さんは寝てるときが多いです。
そんなときに、「ハイ、さっちゃん。起きて、立ってみて。」なんてできません。
毛の流れなどは転がっていても、見て描くことができますが。
ということで、
「もう支度できたし、いくよね!」
と興奮気味の幸湖さんに、カメラを向けました。
「えっ、なに?」
と困惑気味の幸湖さん。
1、2枚はなんとかこちらを見ててくれたものの・・
「・・・まだか・・・まだなのか・・・いつになったら行けるのだろう・・」
カメラを一度はずしたら
「いく?」
再びカメラを向けると、
「もう!早く行きたいのに!」
とうとう座り込んでしまいました。
こうなってしまったら、カメラを向けている間は立ち上がりません。
カメラはウエストバッグにしまって出掛けます。
幸湖さんのお散歩コースの裏山の階段は、落ち葉で埋め尽くされてました。
コンサートの帰り、暗がりでの濡れたこの階段は、結構危険なものがありましたが。
昼間はとても綺麗です。
そして。
富士山はこの日も綺麗でした。
そして、幸湖さんのお腹は、思った通りびちゃびちゃどろどろでした。
実家近くに住む奥さんが、先日亡くなりました。
生前は、幸湖さんをとても可愛がってくださいました。
もう何年もご病気で、入退院を繰り返していらっしゃったそうです。
突然、おうちで倒れて救急車で運ばれ、そのまま亡くなったようです。
声の大きな、とても明るい方でした。
幸湖さんを可愛がってくださって、本当にありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。
日曜日、午後から雨が降り出しました。
この日は、『まらしぃ』さんのピアノコンサートへ行きました。
会場の最寄りの駅は、4年間利用した駅だったので、とても懐かしかったです。
すごく変わってしまったところと、全然かわらないところが混在してましたね。
当たり前ですが。
夜中に外を見ると、雪になっていて、お隣の屋根がうっすら白くなってました。
朝、主人は車の周りのうすーく積もった雪をかいたそうですが、
主人が出掛けるときはもう、雪らしきものはすっかりなくなっておりました。
しかし、散歩の時間になっても、道はまだ濡れておりました。
お腹がびちゃびちゃになるだろうなーと思いつつ、支度をしている間、
幸湖さんはずっと私についてまわってました。
雨降ったし、この調子だと富士山も綺麗に見えるのではないかしら、とカメラを手に取ったとき、
ひらめいたことが。
幸湖さんはカメラを向けるとですね、真っ直ぐ立っていてくれないんです。
絶対にうなだれて目をそらすとか、ふせをしてしまうとか、お座りしてしまうとか。
これは・・
今がチャンスなのでは?
こんな風に活発に動き回ってるところを、同じ目の高さで撮れるのは今なのでは?
幸湖さんの絵を描くときに、ぴしっと立っている全角度の写真が必要なのです。
筋肉のつき方とか、重心の位置とか。
描き始めると、あれ?どうだっけ?と思うことが多々ありまして(T-T)
この頃、幸湖さんは寝てるときが多いです。
そんなときに、「ハイ、さっちゃん。起きて、立ってみて。」なんてできません。
毛の流れなどは転がっていても、見て描くことができますが。
ということで、
「もう支度できたし、いくよね!」
と興奮気味の幸湖さんに、カメラを向けました。
「えっ、なに?」
と困惑気味の幸湖さん。
1、2枚はなんとかこちらを見ててくれたものの・・
「・・・まだか・・・まだなのか・・・いつになったら行けるのだろう・・」
カメラを一度はずしたら
「いく?」
再びカメラを向けると、
「もう!早く行きたいのに!」
とうとう座り込んでしまいました。
こうなってしまったら、カメラを向けている間は立ち上がりません。
カメラはウエストバッグにしまって出掛けます。
幸湖さんのお散歩コースの裏山の階段は、落ち葉で埋め尽くされてました。
コンサートの帰り、暗がりでの濡れたこの階段は、結構危険なものがありましたが。
昼間はとても綺麗です。
そして。
富士山はこの日も綺麗でした。
そして、幸湖さんのお腹は、思った通りびちゃびちゃどろどろでした。
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