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幸湖さん、狂犬病の注射をしに行く。 [2021年6月29日]

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幸湖さんが病を発症してから、1年と2ヶ月近く経ちました。
後ろ足は動くのですが、力が入らず、ちゃんと立って歩くことが出来なくなりました。
もちろん、普通に立ち上がることもできません。
自力でトイレはできますが、踏ん張ったり、お尻を浮かすことができないので、
用を足した後は、拭いてあげないと、お尻がおしっこでびしょびしょになります。
それでも、前足はまだ健全なので、
前足と後ろ足の動きとで前進してます。
かなり早い速度で移動できます。
ただ、もう散歩に行くことができないので、
家の中だけで過ごしてます。
主人が犬用の車椅子を買ってくれたのですが、
外に行くのが怖いらしく、
車椅子をつけて外を歩かせると、次の日必ず下痢をします。
私が抱っこして外に行くぶんには、
「早く早く!」
というように、自分から玄関まで匍匐前進で走っていきますが、
主人の母や主人が連れて行こうとすると、嫌がって逃げます。

それでも、家の中だけにいるというのは、やはりストレスが大きいらしく、
前足を執拗に舐めるので、赤紫になってしまってます。

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リュックに入れて、散歩に行く?(^0^;)


昨日、狂犬病の注射をするために、主人が動物病院へ幸湖さんを連れて行きました。
昨日の担当の先生は、主人の話から、
幸湖さんが『変性性脊椎症にほぼ間違いない』と診断された先生だったようです。
先生のせいでは決してないし、私が自分で伺ったことなのに、
「幸湖さんはあと1年で死にますよ。」
とあのとき断言されたような気がして、
昨日の担当の先生とお話するのは、今の私にはかなりつらかったと思うので、
主人だけで行ってくれて、ほっとしました。

結局、狂犬病の注射はしませんでした。
向かいの奥さんに、10歳過ぎたら、届け出をすれば猶予されると
前に伺ったことがあって、
幸湖さんは11歳だし、
特に、病を患っているので、注射はしない方がいいということになったそうです。
もちろん、狂犬病の、その届け出は、動物病院のドクターの診断が必要です。
そして、注射をするよりも高くつきます。
届け出も全部病院がしてくれます。

でも、それでよかった。
できれば、しない方がいいなぁと思ってたので。

「変性性脊椎症でも、寿命まで生きた子もいるから。」
と、主人は言います。
確かに、1年と言われたけれど、もう1年過ぎたわけだし。

先生が勧めてくれたサプリで、
オメガ脂肪酸の液を毎朝ご飯にかけて、食べさせてます。
魚臭いんだ、これが。
その他に、更にだめ押しのDHAとビタミンBをご飯のあとに食べさせてます。
幸湖さんは、何でも食べるので助かってます。
あとは、背骨に沿って、マッサージしたり、
後ろ足を、嫌がらない程度にゆっくり伸ばしたり、
縮めたり開いたり閉じたりしてます。

いつも思うのは、あとどれくらい一緒にいられるだろう、ということ。
考えても、しょうがないことなのですが。
幸湖さんの背中を撫でながら、やっぱり考えてしまいます。
いつまで、こうしていられるだろう、と。


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