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幸湖さん、とうとう脱走に成功する。 [2016年2月]

幸湖さん、暑さ寒さが苦手です。
毛皮を着ているので、寒いのはまだ大丈夫なようですが、
こたつの季節になると、

幸湖30.jpg

こんな具合(^_^;
こたつの入り方をすっかりマスターしております。

夏はさすがに耐えきれないらしく、
幸湖さんが来て、2年目の夏だったと思います。
結構早い時間から、室温は32℃になっておりました。
窓を開けて扇風機をつけていたので、
いや、今日は暑いなーとは思ってましたよ、さすがに(^0^;)
そろそろエアコンをいれるかー、とも。

そのとき、
「はひはひはひはひ」
という音が外から聞こえてきました。
「あー この暑いのに、ご近所さんでノコギリでなんか切ってるわー。」
などと安易に思っておりましたが、それにしてもなんか変。
それに、やけに音が近くないか?
と思って窓の方を見ると・・・
!!!!!!
横になって「はひはひ」言ってるのは幸湖さんでした(;゜ロ゜)
慌ててエアコンを入れたのは、いうまでもありません。

幸湖さんが来て1年目の夏は、主人が養生しながら、幸湖さんを育てていたので、
室温設定はばっちりだったのですが、
2年目の夏は、だいぶ良くなって仕事に出たため、
ばっちりの室温設定は、もろくも崩れ去りました。
私のいるときは私の体感で室温が決定されるようになったため、
このころはエアコンを入れるタイミングはかなり遅めでした。
今はもう、べったりしたこの暑さには耐えきれないので、
幸湖さんのためにも、かなり早めに入れます。
つけっぱなしのときもあります。
それにしても、電気代・・・(T-T)


さて、前回も書きましたが、
今は再び飼い主がいないときは、ケージの中で暮らしていただいてますが、
一時期いないときも自由にさせていた時がありました。

それはですね。

幸湖32.jpg

1年目にしてこんな具合。
部屋も何もなくて綺麗ねぇ。
今はこんなに綺麗じゃないですわ。

扉に注目してやってください。
一番手前に写っているのは幸湖さんの頭です。
扉の一番左側の柵がかじり折られて、突っ張り棒のお世話になってます。
この記事をyahoo!ブログさんに載せたときは、もっとすごいことになっていて、
見る影もないくらいの扉の壊れようでした。

やがて、ドアの蝶番を破壊して、幸湖さん、脱走しました。
夏の夜中に目を覚ますと、幸湖さんのいる下の部屋から、
ばりばりどたどたごんごんいう音が聞こえてくるんですよ~(;゜ロ゜)

幸湖36.jpg

最初はビニールテープでぐるぐる巻きにして修理しましたが、だめ。
更にアルミの針金を巻いてみましたが、やっぱりだめ。
巻いて無い所をガジガジにしてしまいます( ̄~ ̄;)
そこで、ホームセンターでよく見かける
組み立て式の金属の棚の一つを買ってきて扉に取り付けました。
もうガジガジできません。
その夏はそれでおさまっていたのですが。

次の年、いよーに暖かい、夏日ぎりぎりの日がありました。
朝起きて下に行くと、なぜか幸湖さんが、
リビングのドアを開けた途端に飛びついてきた。
んな!?
「あれ?閉め忘れた?」
「いや、ちゃんと閉めたよ。」
久々にやったか(;゜ロ゜)
が、ケージの扉はちゃんと閉まっている。
????

その日の夜、仕事帰りに駅まで主人が迎えに来てくれて、一緒に帰りました。
リビングのドアを開けた途端、幸湖さんが飛びついてくる。
しかし、ケージの扉は閉まっている・・・

どうやって外に出るんだ?

そして、主人はみた。
幸湖さんが脱走する現場を。

金属の棚の一部を扉に柵の補強として取り付けました。
棚なので、ほんの少し厚みがあります。
2センチくらいですか。
その厚みに、あの短い足を器用に乗せてぐいっと体を乗り出させ、
ぽーんとかるーく出てきたそうです。
まさか、あの短い足でケージを乗り越えてくるとは(;゜ロ゜)

私はその現場を見たことはありませんが、
越えようとしているところは見たことがあります。
棚のあみあみを後ろ足の指で器用に挟んで、
前足をひっかけ、ぐいっと体重を引き上げようとしてました。
そのときは、足の指が滑って成功しませんでしたが。

さすがに、それを見て、キビシク育てた主人も
自分が新しい仕事に慣れないといけなかったせいもあり、
すっかり降参してしまい、
しばらく幸湖さんは自由にしていたのですが。

夏の暑い日、エアコンが少し早めに切れてしまったらしく、
仕事に行くときはエアコンを入れっぱなしで出掛けるのですが、
この辺は都会より夕立が多く、
落雷により、一瞬停電することがよくあります。
その一瞬の停電でエアコンが切れてしまうため、
適当な時間にもう一度つくように入りタイマーをかけていくのですが、
このときは、入りタイマーの後に夕立があったらしく、
エアコンがつかなかった。
主人の両親も私の両親もまだ遠方に住んでいたので、
誰にも頼めず。
夕方だったので、ものすごく暑くはなってませんでしたが、
幸湖さんには十分暑かったようです。
リビングと脱衣所のドアの脇の柱をかじってしまい、
襖をびりびりがりがりにしてしまいました。
主人と話し合って、やはりもっと丈夫なケージを買うことにしました。

それでも、一番下の金属の柵を噛みちぎってしまいました。
頭一つしか入らない位の大きさだったので、そのままにしていたのですが、
夜中に再びどっすんどっすんという音がして目が覚めて下りていくと、
噛みちぎった隙間に首を突っ込んで抜けなくなり、
どっすんどっすんと暴れている姿を発見しました。
がっつりはまってしまっていて、私では抜けなかったので、
その騒ぎの中でもものともせず爆睡をカマしていた主人を起こして、
抜いてもらいました。

後日、予防注射のときに、動物病院の先生に主人がその話しをしたら、
どこのおうちでも飼い主さんが困ってる話をしてくださったようです。
「でもね、ケージに入れて、更にリードで繋ぐ場合は気を付けてくださいね。
ケージを乗り越えたとき、首をつった子が2匹いますから。」


幸湖31.jpg

目と目の間を見てやってください。
脱走しようとしたときにやったようです。
うなだれる幸湖さんに、さすがに言いました。
「首が入ったからと言って、幸湖さんの体がそこを通り抜けられるはずがないんだよ。」


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炎華さん、肝を潰す。 [2019年5月]

暖かくなったり、寒くなったりしておりますが、
虫は確実に出現しております。
先日、アゲハチョウが庭を優雅に舞っておりました。
・・・こいつ、絶対卵産む。
案の定、今日になって幼虫が、庭の花姫様達を食い荒らしているのを発見。
ヘタすると、一晩でお一人様があの世行き、
なんてことは多々あることなので、
即刻殺虫殺菌作業を実行致しました。

それは前置きなんです。

私がガタガタ作業の用意をしているのを、
幸湖さんは、こっそり部屋の端っこから見ておりました。
主人や私がガタガタばたばたしているときは、
なるべく遠くで見ている方が、
実害が少ないということを悟りきった行動です。

幸湖34.jpg

そばに来たのに気がつかず、足を踏んでしまったり、
蹴っ飛ばしてしまったりすることがあるので、
今は幸湖さんの方でも、用心しております。

作業中は、窓は全部閉めて、
幸湖さんも出てこられないようにします。

小一時間作業に没頭し、片付けも終わって窓を開けたのですが、
幸湖さんが窓のそばの、まだ出しているコタツのそばから動かない。
いつもなら喜んで出てくるのに?

幸湖35.jpg

「さっちゃん、どした?」
やたら激しく前足をなめているのが異常だったので、
前足を掴んで見てみる。
昨日、散歩の時に左側の前足の肉球を少し傷つけたようだったので、
そのせいかな?と思いつつ、
しかし、肉球に異常はない。
前足を離すと、またなめ始める。
なんか変だなと思いつつも、
「お利口さんだったから、おやつしようか。」
と、声をかけると、嬉しそうにこちらにこようとするが、
コタツの向かい側でバタバタしていて、なかなかこない。
外に出てもまたすぐに中に入り、はあはあいう呼吸音だけが聞こえる。
コタツ布団をめくると、中でこっちを見てる幸湖さん。
「どした?幸。おいで。」
だが、それ以上進んでこようとしない。
なんだか、コタツの中の何かに捕まってるみたいだな。
・・・まさか。
でも、さっき見たときは何もなかったけど。

コタツの反対側に回り込んでみると、
幸湖さんが、コタツから上半身だけを出して、
耳を後ろにぴたっとつけて、こちらを見ている。
包みこむように幸湖さんをそっと抱えて、
コタツ布団をめくってみると。
めくれない。
それもそのはず。
コタツ布団の下にかけてあった薄い保温シートが破れていたらしく、
幸湖さんの首にぐるぐるに巻き付いていた。
あまりにも細くなっていて、
前足を見たときには見えなかった、のか?

保温シートが古くなっていて、破れやすくなっていましたが、
縁は布に縫い付けてあり、その布はまだまだ丈夫だったので、
幸湖さんの力でも切れなかったのでしょう。
ちょうど破れている所に首が入ってしまい、
自分ではずそうともがいたり、私が呼んだりしたので、
ぐるぐるに巻き付いてしまったのでしょう。

ねじってはずす余裕がなかったので、ハサミで布を切りました。
もうこれ以上暴れたらだめだというときに、
大人しくしていてくれたので、限界までしまらなくてよかったですが、
肝を潰しました。
うなだれて腕にあごをのせてくる幸湖さん。
「苦しかったね。もっと早く気がついてあげればよかった。」
と、言いながらその背中をずっと撫でてました。

幸湖さん、今、眠ってます。

幸湖33.jpg

殺虫殺菌作業の結果、庭の子達の葉っぱはピカピカでした。

今日のバラ.jpg

今年初めての大輪の花を咲かせた『イングリッド・バーグマン』。


幸湖さんは、一時期、我々がいないときも
自由にさせていたことがあったのですが、
分離不安があるらしく、
家の柱を全部かじってしまい、
襖をびりびりにしてしまったので、
お留守番のときと寝るときはケージに入ってもらってます。
こういうことがあると、やはり自由にさせておくより
その方がいいのかと思います。
幸湖さんにしたら、窮屈かもしれませんが。



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